文化・広報
令和7年
10月5日(日曜日)
10月1日から5日、リヤド・エル・フェト(アルジェ)にて第17回アルジェ国際漫画フェスティバルが開催され、日本からこの機会にアルジェを訪問した、青柳悦子氏(筑波大学名誉教授)、小泉清美氏(漫画家)、及び紅林直氏(漫画家)がそれぞれ講演会を開催しました。

FIBDAの日本ブースでは、当館主催第2回日アルジェリア漫画コンクールの上位作品を展示し、来場者による人気投票を行いました。「家族」というテーマの下、アルジェリア人による多くの日本スタイルの漫画応募は60に上り、日本ブース出展は、多くの来場者に上位16作品を見ていただくきっかけになりました。

最終日の閉会式にて結果発表を行い、鈴木大使から賞状の授与を行ったほか、受賞者には協賛企業であるTECHNOから文房具や画材の詰め合わせ、優勝者にはJTIからアルジェ東京間の往復航空券が授与されました。受賞者の作品は以下から閲覧いただけます。
・優勝作品
・第2位作品
・第3位作品
・人気投票特別賞

さらに、FIBDA期間中には、すねやかずみ氏(漫画家)による漫画ワークショップも3回行われました。日本漫画の歴史、その人気の理由、プロ漫画家の使う道具、解剖学に則した人物の描き方など、様々な日本漫画の特徴を学ぶ機会になりました。先生から似顔絵を描いてもらう参加者もいて、来場者の皆様にとって良い思い出となったことを願います。在アルジェリア日本国大使館はアルジェリアの若い漫画クリエイターをこれからも応援していきます。
9月9日(火曜日)
9月9日、石田次席は、9月中旬にアルジェリアから日本へ出発する、文部科学省大学推薦枠国費留学生1名とABEイニシアチブ留学生1名と懇談し、激励の言葉を贈りました。学生たちはそれぞれ工学系へ進学予定であり、日本での研究内容について紹介し、留学へ期待を膨らませました。
6月17日(火曜日)
6月17日、鈴木大使はアンナバに出張し、アンナバ旧市街、聖アウグスティヌス大聖堂、ローマ遺跡を含む国立博物館を視察しました。
6月16日(月曜日)
6月16日、鈴木大使は、図書寄贈供与式の機会にアンナバ大学学長モハメッド・マナー氏を表敬訪問しました。現在行われている筑波大学を始め日本の大学との共同研究の他、今後のさらなる協力関係について有意義な意見交換を実施しました。
6月16日(月曜日)
6月16日、鈴木大使は、アンナバ大学で行われた「Read Japan Project」図書寄贈供与式に出席しました。公益社団法人・東京財団により歴史や文化など日本に関する様々な英文図書が177冊送られ、アンナバ大学中央図書館に新設された日本コーナーに所蔵されました。鈴木大使とモハメッド・マナー学長の立ち会いのもと日本コーナーでの供与式が行われました。これらの図書を通じて、アンナバ大学の学生がより日本についての理解が深められることを期待します。
5月12日(月曜日)
5月12日、鈴木大使はハンマード・アルジェリアオリンピック委員会会長及びザーテール・アルジェリア体操連盟会長と会談を行い、二国間でのスポーツ分野での協力関係について意見交換しました。
4月20日(日曜日)
4月20日、メゾソプラノ歌手の日野妙果氏、ピアニストの碓井俊樹氏、作曲家の石崎弘典氏が、第14回国際交響楽フェスティバルにおいてコンサートを開きました。同コンサートでは、世界中で人気の高い日本の伝統的な楽曲に加え、石崎弘典氏が今回のために作曲した「万葉集組曲」が演奏されました。また4月20日朝には、アルジェ・オペラ座でピアニストの碓井俊樹氏によるマスタークラスが開催され、多くのアルジェリア音楽学生が熱心に参加しました。

4月15日(火曜日)
3月14日から4月15日まで、国際交流基金との共催により「すしを愛でる」展を、アルジェ国立美術館で開催しました。この展覧会は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている和食の象徴的な一品である寿司の歴史と伝統を紹介しました。


3月20日(木曜日)
3月20日、鈴木大使は、大学推薦枠で4月にアルジェリアから日本へ出発する国費留学生2名と懇談を行い、激励の言葉を贈りました。学生たちはそれぞれの日本での研究内容について紹介し、日本留学へ期待を膨らませました。

3月13日(木曜日)
3月13日、鈴木大使は、アルジェ国立美術館にて国際交流基金、アルジェリア文化芸術省との共催で行われる巡回展「すしを愛でる」の開会を記念し、ヴェルニサージュを開催しました。鈴木大使はスピーチにて、江戸時代を中心とした寿司の歴史やその変遷についての展示内容を紹介しつつ、寿司という日本を代表する料理がアルジェリアでも人気を博し、世界中で親しまれていることを歓迎しました。また、菅原公邸料理人による寿司の提供も行われ、来場者がより日本の食文化に触れていただく機会となりました。展覧会は、4月15日までの間約1か月間開催されます。
2月26日(水曜日)
2月26日、鈴木大使は公邸にて、2025年に出発する文科省国費留学生の出発を祝う壮行会を開催しました。大使はスピーチにて、激励の言葉を述べ、文化や風土の異なる環境で学ぶことの意義を強調しました。各留学生からはそれぞれの抱負や日本に対する感謝の意が述べられました。この機会に、当国外務省代表、元国費留学生、当地における日本語学習者や日本語教育機関、当地でビジネスを展開する日本企業関係者などを招待し、交流の機会となりました。
1月18日(土曜日)
1月17~18日、当館は書道家のMaaya Wakasugi氏をアルジェに招へいし書道博物館(ムスタファ・パシャ宮殿)で展覧会を開催しました。この機会に、Wakasugi氏は、書道ワークショップとデモンストレーションも開催しました。ワークショップ参加者は、筆や硯などの道具の説明を受けたあと、「花」という字の執筆に挑戦しました。Wakasugi氏はデモンストレーションで、本年の干支である「巳」の文字を5書体でそれぞれ披露したあと、キャンバスに「巳」を連続して揮毫する芸術作品« La mue du serpent noir »を作成し、会場となった同博物館に寄贈しました。加えて、アルジェリア人のアラブ書道家とのコラボレーションも行われ、KHACEF Abelkrim氏と共同の作品制作も行い、アルジェリアと日本にそれぞれ根付くカリグラフィーの伝統の交流の機会となりました。
日本文化
2023年8月17日(木)
当地で活躍する志村健治(しむら けんじ)公邸料理人によるアルジェリアで作れる日本の人気料理を、分かりやすいレシピと共に、当館YouTubeチャンネルに公開しますので是非ご覧ください。この企画はアルジェリア人インフルエンサーのアデル・シェラド(M. Adel Cherad)さんとのコラボレーション動画です。
・第1回:食パン
・第2回:寿司
・第3回:オムライス
アルジェリア人から見た日本
国費留学生留学体験記
日本語コンクール優勝者日本旅行体験記
2023年第5回日本語コンクールスピーチ部門優勝者旅行体験記 Houssam Benali
日アルジェリア漫画コンクール優勝者日本旅行体験記
2024年第1回日アルジェリア漫画コンクール優勝者旅行体験記 Hakima Touileb
国際交流基金(JF)によるプログラム参加体験記
令和7(2025)年度海外日本語教師日本語研修への参加体験記 Hassina Medjaouri
令和7(2025)年度日本語学習者訪日研修(成績優秀者)への参加体験記 Khaled Bouziane
「世界青年の船」事業(内閣府主催)参加体験記
令和7(2025)年度アルジェリア代表団の参加報告書(アラビア語のみ)
事業についての詳細はこちら(内閣府)HP:
https://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/data/swy.html
日アルジェリア漫画コンクール過去の入賞作品
過去に当館主催で行った日本式漫画コンクールの優秀作品をご覧いただけます。2024年
テーマ:アルジェリアまたは日本の文化(もしくは両方)からインスピレーションを受けた作品とする。日本語教育
日本語講座
1.アルジェ第2大学 言語集中教育センター(ベニムスース(Beni Messous)キャンパス)
公式サイト
2.トリイ語学学校(Institut Torii)
公式Facebookページ
3.アコンプリッシュスクール語学学校(Accomplischool Language)
公式Facebookページ
日本語能力試験(JLPT)
アルジェリアでは2013年から基本的に毎年、日本語能力試験が開催されています。
その他
日本語講座が実施されていない地域からでも、インターネットを介して、日本語を学ぶことはできます。たとえば以下のようなサイトがありますので、日本語学習を希望する方にお勧めください。
●WEB版 エリンが挑戦!日本語できます。(国際交流基金運営。英語版もあります。)
●アニメ・マンガの日本語(国際交流基金運営。仏語版・英語版等もあります。)
●JF日本語eラーニング「みなと」(国際交流基金運営。英語版もあります。)
●まるごと+(国際交流基金運営。英語版、スペイン語版も選べます。)
●やさしい日本語(仏語版)(NHK運営。アラビア語版・英語版もあります。)
●いろどり 生活の日本語(英語版)