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春のご挨拶

平成24年2月28日


ambassadeur

思いがけない大雪も去り、日の光も大分春らしくなりました。まさかアルジェリアにこれほど雪が降るとは思いませんでしたが、大雪は秋の豊作の前兆、今年は「登り龍」の年でもあり、良い事が期待できそうです。

日・アルジェリア関係は、今年、外交関係樹立50周年を祝います。このお祝いに相応しい一連の文化行事がすでに始まっています。1月の能公演では会場のイブン・ザイドゥーン劇場に入りきれないくらいの観客が訪れました。小さなお子様まで真剣なまなざしで見ていましたが、決してわかりやすいものではない日本の伝統文化に、このように関心を示していただき、欣快です。

レヴィ・ストロースは、文化に優劣はなく、全ての文化が同等の力と尊厳を有することを明らかにしましたが、あらゆる文化に共通のものがあり、国境、民族の違いを超えて、琴線に触れるのであろうと思います。東京でも、アルジェリア大使館が、アンダルース音楽とシャアビのコンサートを企画しているとのことです。きっと多くの日本人がアルジェリアの音楽に感動することと思います。

これから年末にかけて、様々な行事を予定しています。3月には、大野敬正による津軽三味線のコンサート、アルジェア・ジャズ・バンドとのコラボもやります。8月末には、桐竹勘十郎による文楽公演をアルジェとコンスタンチンで行います。文楽は、3人の男性が一体の人形を操る世界でも珍しい人形劇です。年末には、日本各地から集めた人形の展示会も予定しています。その他、日本語教室、折り紙教室なども企画しています。

皆さんにも、これらの文化行事に是非積極的に参加し、50周年をもり立て、日・アルジェリア間の相互理解の増進に貢献いただけたらと考えます。


駐アルジェリア日本国特命全権大使

川田 司


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