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藤原大使着任挨拶


このたび駐アルジェリア日本国大使として着任しました藤原聖也と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

日本とアルジェリアの関係は1958年のFLN(国民解放戦線)極東代表部の開設に見られるようにアルジェリアの独立前に遡ります。それ以来難しい時期もありましたが、日本とアルジェリアの関係は良好で多くの日本企業がアルジェリアの国造りに貢献してきました。1970年代後半には3000人を超える日本人がアルジェリアに滞在し石油・天然ガス開発をはじめ様々な分野で活躍しました。

2012年に日本とアルジェリアは外交関係開設50周年を迎え、本年9月に日アルジェリア外交関係樹立50周年記念誌が刊行されました。私も着任前に読みましたが、これまで日・アルジェリア関係に携わってこられた方々の熱い思いが伝わってきました。現在の良好な日アルジェリア関係はこのような様々な分野で活躍されてきた日・アルジェリア双方の関係者の努力の賜です。

アルジェリアはアフリカ最大の国であり、石油、天然ガスなど豊富な資源に恵まれています。また、先史時代から現代に至るまで7つの世界遺産を有する文化的にも魅力あふれる国です。日本人とアルジェリア人の間には歴史や文化は異なりますが互いに好感を持ち、惹かれ合うものがあると感じます。現在アルジェリアの進めている経済の多角化に日本が貢献できる分野も多く、日本・アルジェリア関係の将来には大きな可能性があると考えております。

昨年1月にイナメナスで10名の日本人の方が犠牲になるという痛ましい事件がありました。サヘル・北アフリカ・中東地域の情勢は依然予断を許しませんが、この事件を契機にこの地域の安定化に向け、日本とアルジェリアの協力が進展しています。現在アルジェリアには20を超える日系企業が進出し、在留邦人数も300名近くに上ります。私といたしましては邦人の皆様が安心して生活し経済活動ができるようできる限りの支援に努めてまいりたいと考えています。

これまでの日本とアルジェリアの50年の歩みをさらに一歩進め日本とアルジェリアの関係を一層発展させるため力を尽くしてまいりますので、皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。



平成26年10月


駐アルジェリア日本国特命全権大使

藤原 聖也


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